よくわかる広告郵便割引

よくわかる広告郵便割引

広告郵便割引とは

広告郵便割引とは、封書(第一種郵便物)または、はがき(第二種郵便物)のうち、「商品の宣伝広告」、「役務の広告」、「営業活動に関する広告」などを目的とし、同一内容で2,000通以上差し出す郵便物の郵便料金が8%~最大42%割引※になる制度のことをいいます。
※定形外封書の場合の最大割引率で、定型封書は42%、はがきは38%。

デパートやスーパーなどバーゲンセールの案内、スポーツクラブの会員募集案内、通販会社の商品紹介や新規開店の案内など、DM(ダイレクトメール)を出す上で広告郵便割引は経費削減の強い味方になります。

面倒な事前申請(広告郵便物差出承認請求書郵便番号区分カスタマバーコード印字など、広告郵便割引を熟知したジャパンメールにすべてお任せ下さい。

広告郵便割引の利用条件

事前の承認等 あらかじめ、広告郵便物の承認請求書に印刷物の見本を添えて取扱郵便局に提出し、承認を受ける必要があります。
郵便物の種類 定形郵便物、定形外郵便物、通常はがき、往復はがきのいずれかに限ります。
(郵便区内特別郵便物、官製郵便はがき、選挙運動用通常はがきは対象となりません。)
形状・重量・取り扱い 形状および重量が同一のものに限ります。
差出通数 同時に2,000通以上差し出す必要があります。
料金支払方法 料金別納、料金後納、料金計器別納のいずれかに限ります。
事前区分等 受取人の住所または居所の郵便区番号ごとに区分して差出す必要があります。
差出郵便局が交付する用紙に、郵便区番号を記入し、承諾される送達日数に対する余裕の程度に応じて「特割」(3日程度)、「特特」(7日程度)のいずれかを朱記。郵便物とともに結束した上で差出す必要があります。
バーコード付郵便物の割引率加算を受ける場合 厚さ6mm以下で封筒の材質等一定の条件を満たす定形郵便物、通常はがき、往復はがきのいずれかで、受取人の住所等を表す所定のバーコードを郵便物に記載する必要があります。
(郵便区内特別郵便物、官製郵便はがき、選挙運動用通常はがきは対象となりません。)
送達日数 郵便物の標準送達日数に、3日程度(特割)または7日程度(特々割)の余裕を持たせることを承諾して頂くことが条件になります。
オプションサービス 書留や速達などのオプションサービスを付加することはできません。

<広告郵便物に該当しないもの>

  • 請求書、納品書など印刷物であっても同一内容にならないもの
  • 同一内容であっても商品等の広告を主目的としない年賀・暑中見舞い等のあいさつ状や、広報誌、各種会合の案内、通知書、求人広告などを内容とするもの
    [例] 経理関係の書類、企画PR誌、政治・宗教広告、求人広告等

<広告郵便物に添付できるもの>

  • 注文用の払込書用紙、返信に必要な事項を記載した用紙等
    [例] 申込書用紙、アンケート用紙、銀行口座払込書用紙等
  • 注文用または返信用で、受取人の住所・氏名等を記載した封筒または通常はがき
  • 注文を促すための商品見本であって、「見本」、「試供品」または「サンプル」の文字を記載したもの
  • 上記のほか、商品の購入もしくは役務の利用または返信を促すためのもの
    [例] 割引券(クーポン券)、記念品贈呈券、昼食券、駐車券、アンケート用紙等への記入用ボールペン等

<郵便マークの表示方法>

<ご利用上の注意>

  • 1~2日で届く普通郵便物に比べ、送達日数が3~7日ほど長くなります。スケジュールには余裕をもってご利用下さい。
  • 事前申請用の「広告郵便物差出承認請求書」は、遅くとも差出予定日の1週間前までに提出する必要があります。
  • 差出目的やデザイン等が広告郵便物に該当するか否かは、最終的に差出郵便局の判断に委ねることになります。

利用者区分割引とは

利用者区分割引とは、封書(第一種郵便物)または、はがき(第二種郵便物)のうち、2,000通以上差し出す同一内容の郵便物を、事前に郵便区番号ごとに区分して差出すことで、郵便物の料金が最大12%割引になる制度のことをいいます。

広告郵便割引の対象にならない請求書、納品書、広報誌、通知書等を大量に送る場合、利用者区分割引が経費削減の強い味方になります。

なお、面倒な郵便番号区分カスタマバーコード印字など、ジャパンメールにすべてお任せ下さい。

利用者区分割引の利用条件

郵便物の種類 定形郵便物、定形外郵便物、通常はがき、往復はがきのいずれかに限ります。
(郵便区内特別郵便物、官製郵便はがき、選挙運動用通常はがきは対象となりません。)
形状・重量・取り扱い 形状および重量が同一のものに限ります。
差出通数 同時に2,000通以上差し出す必要があります。
料金支払方法 料金別納、料金後納、料金計器別納のいずれかに限ります。
事前区分等 受取人の住所または居所の郵便区番号ごとに区分して差出す必要があります。
差出郵便局が交付する用紙に、郵便区番号を記入し、承諾される送達日数に対する余裕の程度に応じて「特割」(3日程度)、「特特」(7日程度)のいずれかを朱記。郵便物とともに結束した上で差出す必要があります。
バーコード付郵便物の割引率加算を受ける場合 厚さ6mm以下で封筒の材質等一定の条件を満たす定形郵便物、通常はがき、往復はがきのいずれかで、受取人の住所等を表す所定のバーコードを郵便物に記載する必要があります。
(郵便区内特別郵便物、官製郵便はがき、選挙運動用通常はがきは対象となりません。)
送達日数 郵便物の標準送達日数に、3日程度(特割)または7日程度(特々割)の余裕を持たせることを承諾して頂くことが条件になります。
オプションサービス ①郵便物の送達日数に3日程度または7日程度加算した日数により送達することを承諾した場合は、オプションサービスを付加することができません。
②オプションサービスを付加する場合は、同時に差し出される郵便物の全部に同一のオプションサービスを付加する必要があります。
③バーコード付郵便物の割引を受ける場合は、年賀特別郵便以外のオプションサービスを付加することはできません。

カスタマバーコードとは

カスタマバーコードとは、郵便物の宛先(住所)をバーコード化し、自動読取区分機での処理を効率化するための郵便専用バーコードのことをいいます。

また、差出人が、1,000通以上の同一郵便物にカスタマバーコードを付与することにより郵便物の料金が3%の割引になります。

広告郵便割引や利用者区分割引の対象にならない郵便物も、1,000通以上あれば3%のバーコード割引を受けることができます。(但し、定形外郵便物は対象外)

郵便番号区分とは

郵便番号区分とは、郵便物の配達地域を分類するために、郵便番号の前5桁、3桁、もしくは2桁毎に分けてグループを作ることをいいます。

広告郵便割引や利用者区分割引を利用するには、郵便番号区分した上で割札とともに結束して郵便局に差出すことが条件になります。

地域区分局とは

地域区分局とは、地域内の郵便物を集約し、他の都道府県への郵便物を取りまとめる郵便局のことをといい、東京では「新東京郵便局」「東京北部郵便局」「東京多摩郵便局」がこれに該当します。

5万通を超える同一の郵便物を、最寄りの配達局ではなく、敢えて地域区分局に差出すと、郵便物の料金が1%~最大5%割引になります。

差出条件 割引率
定形郵便物 定形外郵便物
はがき
地域区分局等に5万通以上差し出し 1% 3%
地域区分局等にロールパレット等に納入して20万通以上差し出し 5%