Tips to make DM cheap

DMを安く
出すコツ01
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送料に着目しましょう
ダイレクトメール(DM)の発送に要する費用の内訳は「印刷代」「作業費」「送料」の大きく3つに分かれます。そして、この中で最も高いのが「送料」です。
ここでは、郵便局を使って1万通の普通ハガキDM(両面カラー)を出す場合を例にとって考えてみましょう。各々の費用の内訳はというと・・・
実に、ダイレクトメール(DM)の発送にかかる総費用の約9割が「送料」なのです。ですから、送料をいかに安く抑えるのかがダイレクトメール(DM)発送のポイントになります。
印刷代 | 27,000円( 3.9%) |
---|---|
作業代 | 43,200円( 6.2%) |
郵送料 | 630,000円( 89.9%) |
合 計 | 700,200円( 100%) |
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出すコツ02
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キーワードは「猶予」
ダイレクトメール(DM)の発送経費を安く抑えるためのキーワードのひとつが「猶予」です。
たとえば、郵便局から手紙(25g以内の定型郵便)を出す場合の基本料金は84円ですが、これを「速達」で出すといくらになるのでしょう?
基本料金84円+加算料金290円=速達料金374円
速達料金は、なんと基本料金の4倍以上にもなるのです!!
さらに、郵便局には「新特急郵便※」という当日配達制度があり、午前中に差出すと当日の午後5時迄に配達してくれますが、その料金は834円、実に基本料金の10倍です。
※取扱い地域は、東京都区内/名古屋市内/大阪市内/札幌市内/福岡市内の同一地域に限ります。
これは何も郵便局の料金に限ったことではなく、バイク便や赤帽なども当日配達の料金は割高になります。つまりは、世の中「急ぐ=割高」が当たり前なのです。
では、その逆もあるのでしょうか?
はい、あります。それがダイレクトメール(DM)を安く出すためのキーワードでもある配達期間の「猶予」による割引制度です。簡単にいえば速達の逆で、「配達を急がなくていいなら」「ゆっくり配達してもいいなら」安くするよということです。
配達期間の猶予による割引制度については、当社ホームページ内で詳細に説明していますのでここでは省きますが、この「猶予」による割引というのは配達に限ったことではありません。ダイレクトメール(DM)の印刷や封入等の作業にも同じことがいえます。
特に印刷の料金は、印刷物の形状や紙質、色といった基本項目以外に、納期迄の日数によっても変動します。印刷代を少しでも安く浮かせたいという場合には、デザインデータを早めに準備し、入稿から納品までの日数(納期)にできるだけの「猶予」をもつことです。
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出すコツ03
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1,000通以上を目安に出す
ダイレクトメール(DM)を、定型サイズのハガキや封書で郵便局から出す場合、一定の条件を満たすことで様々な割引を受けることが出来ます。
1,000通以上 | 「バーコード割引」 |
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2,000通以上 | 「広告郵便割引」「利用者区分割引」 |
50,000通以上 | 「特々(3本線)割引」「拠点局差出割引」など |
※大口・法人向け料金の計算(郵便局)http://www.post.japanpost.jp/fee/business/
これらの割引を組み合わせることで、最大43%の割引を受けることができるのですが、残念ながら1,000通未満の割引制度はありません。
つまり、郵便局から1,000通未満のダイレクトメール(DM)を出そうとすると、送料は「定価」になってしまうというわけです。
また、ヤマト運輸のDM便はどうかというと、通数の多少による段階的な料金の割引制度はないものの、やはり1,000通というのはひとつの区切りであり、さらに当社においても見積算定時の目安にしています。
もし、これを下回る数のダイレクトメール(DM)発送をお考えでしたら、あえて1,000通以上にして出すのもダイレクトメール(DM)を安く出すコツです。
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出すコツ04
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紙封筒よりもビニール封筒で
ダイレクトメール(DM)発送時に重宝されるのが透明のビニール封筒で、正式名を2軸延伸ポリプロピレン(Oriented Polypropylene)といい、一般的にはOPP封筒と呼ばれています。
特徴 |
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・紙封筒と比べて価格が安い |
・透明なので中身が見えて開封率も高い |
・張りがあるのでシワになりにくく汚れや衝撃に強い |
・耐水性に優れているので雨天時の配達に強い |
・紙封筒と同じように印刷もできる |
・ゴミ焼却時に有毒なダイオキシンが発生しないので環境に優しい |
なお、OPP封筒は、一定の強度があり引っ張っても殆ど伸びませんが、フィルムの接合箇所が避けやすいという難点もあります。ですから、封入物のサイズや厚さ、重量に合わせたものを選びましょう。
また、見た目はOPP封筒とほぼ同じですが、ひっぱり強度のあるCPP封筒というのもあります。OPP封筒に比べ若干割高ですが、ひっぱり強度のある分、OPP封筒よりも丈夫です。なお、OPPかCPPかは表面を引っ張ってみればすぐにわかります。
当社では、OPP封筒を大量仕入れしており大変お安く提供できますので、ダイレクトメール(DM)発送の際にはぜひご利用下さい。
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出すコツ05
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重量に注意
ダイレクトメール(DM)の発送にかかる費用の内、最も高いのが「送料」であることは以前にもお伝えしましたが、「送料」は「重量」や「形状」によって料金が変動します。
たとえば、郵便局の基本料金を見ると・・・
【定形封書の基本料金】
25g以内 | 84円 |
---|---|
50g以内 | 94円 |
25gをわずか1g超えただけで一通あたり10円も高くなってしまうのです。
では、84円で出そうとすると、どれくらいの内容物を送れるのでしょう?
ダイレクトメール(DM)発送によく使われる長3紙封筒の重量は8g程度ですから、82円で出そうと思えば封入物は最大17g分まで入れられます。これは、A4のコピー用紙3枚強程度に該当しますので、もし4枚以上入れて出そうという場合は重量加算に注意が必要です。
もちろん、封筒の材質や紙の種類、厚さによっても多少異なるのですが、定型封筒なら内容物は3枚、これがひとつの目安でしょう。
なお、重量加算は、なにも封書に限ったことだけではありません。
基本料金63円の定型はがきにも規定重量の範囲が決められており、その上限は6gです。もし6gをオーバーすると「ハガキ」とは認められず、その基本料金は定型封書と同じ84円になってしまいます。
ちなみに、紙は湿気を吸って重くなることがあります。ハガキを6gピッタリで作ってしまうと、湿気を吸ったことが原因で重量オーバーになってしまうことがありますのでご注意下さい。
以上、ダイレクトメール(DM)を安く出そうとするなら「重量」にも着目しましょう。
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出すコツ06
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情報量と形状
ダイレクトメール(DM)を作るときに、「形状」をどうするかによっても送料や印刷代、作業費といった経費が大きく変わります。
たとえば、A4サイズのチラシ1枚と普通はがき1枚を単純に比較した場合、送料で20円も違います。また、A4のチラシをそのまま送るわけにはいきませんので、それ入れるための封筒や宛名の印字が必要ですし、三つ折りして入れるための作業費も発生します。
対して、普通はがきの場合は、単に宛名の印字が必要なだけで、封筒や三つ折り封入といった作業費もかかりません。
ですから、ダイレクトメール(DM)を最も安く出せる方法は?と聞かれたら、迷わず「定型の普通はがき(表裏2面)を使って出す」と答えるでしょう。
しかし、A4サイズ(両面)と普通はがき(両面)とでは、そもそも載せられる情報量が違います。また、普通はがきの場合、相手先の住所や氏名を印字するための宛名面を空けておく必要があり、その分デザインの自由度も制限されてしまいます。
- 載せる情報量が多い
- 形状の大きいDMが必要
- 費用が高い
- 載せる情報量が少ない
- 普通はがきで済む
- 費用は安い
ごく当たり前のことなのですが、ダイレクトメール(DM)を安く出そうとするならその「形状」にも着目しましょう。
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出すコツ07
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総額と単価
ダイレクトメール(DM)を少しでも安く出したいというお客様の多くは、費用の「総額」ばかりに気を取られていて、意外と「単価」を見過ごしているように思われます。
ダイレクトメール(DM)の発送に関する費用は、大きく「印刷代」「発送作業費」「送料」の3つに分かれますが、どの費用も単価は数量によって大きく変動します。
ここでは「印刷代」を例にとって見てみましょう。
(条件)普通ハガキ アートポスト180kg 両面カラー印刷 中3日納期
1,000枚の場合の単価 | @3.2円 |
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10,000枚の場合の単価 | @2.0円 |
50,000枚の場合の単価 | @1.6円 |
上記のように、全く同じものを印刷するにしても、数量によっては単価が半分になるのです。ですから、もし同じものを何回かに分けて印刷するのなら、まとめて一括して印刷してしまった方がお得ということになります。
また、これは印刷だけに限ったことではなく、作業費や送料にも全く同じことがいえます。
- 数量が多い
- 一通あたりの単価は安く済む
- 数量が少ない
- 一通あたりの単価は高くなる
当たり前のことのようですが、ダイレクトメール(DM)発送の際には着目すべきポイントのひとつではないでしょうか。
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出すコツ08
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宛先までの距離
ダイレクトメール(DM)の送料に、宛先までの距離が関係することは意外と知られていません。
たしかに、郵便局から出す定型はがきの基本料金は、全国一律63円ですし、25gまでの定型封書なら84円で全国どこへでも届けてもらえます。
しかし、これはあくまで少ない通数を「定価」で出す場合の話であって、ダイレクトメール(DM)のように大量に出す場合には「距離」が関係してくるのです。
ここでは、郵便局の割引制度を例に見てみましょう。
【郵便区内特別郵便物】
同一差出人から差し出される定形郵便物または定形外郵便物で、同時に100通以上差し出す等の条件を満たし、同一の郵便区(※)内のみでその引き受けおよび配達を行う郵便物を、割安な料金でお届けします。
(※)配達郵便局ごとに定められている配達区域をいいます。
郵便区内特別郵便物(郵便局HPより)
この、郵便区内特別郵便物という割引制度ですが、要は、近所(配達区域内)に配達する郵便物なら安くしますよという制度で、25g以内の定型封書ならおよそ30%引きの57円で出すことが出来ます。(特別料金③適用の場合)
ですから、近所にお住まいのお客様を集客したい、化粧品店、美容室、眼鏡店、貴金属店、電気店、スーパー、衣料品店、レストラン等でよく使われます。
他にも、郵便局の「ゆうメール」や、ヤマト運輸の「宅急便」なども配達先までの距離によって送料(単価)が変わりますし、配達先が一都三県に限定して使える格安のメール便も存在します。
ですから、ダイレクトメール(DM)を安く出すコツのひとつとして、宛先までの「距離」にも着目してみましょう。
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出すコツ09
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5大要素
ダイレクトメール(DM)を出す際の費用は、おおよそ次の5つの基本要素で決まります。
- POINT1数量
- POINT2形状
- POINT3重量
- POINT4納期
- POINT5距離
これまで各々の要素について個別に説明してまいりましたが、はじめてダイレクトメール(DM)を出そうとする企業のご担当者様も、またすでにダイレクトメール(DM)を活用されているご担当者様も、あらためてこの5つの要素を見直してみて下さい。
きっとまだまだ費用を削減できる余地があるでしょう。
株式会社ジャパンメールは、ダイレクトメール(DM)の専門会社として培ってきた知識と経験をもとに、企業様の広告活動やダイレクトメール(DM)の費用削減にこれからも貢献してまいります。
ダイレクトメール(DM)の発送をご検討中の方や、DMの費用にお悩みのお客様はぜひ一度当社にご相談下さい。