特定の顧客層へ直接アプローチできるダイレクトメールは、集客や販売にとても有効な宣伝手法のひとつとして活用されています。
なお、郵便物を媒体としたダイレクトメール以外に、FAXや電子メールを利用して送るダイレクトメールもあります。
ダイレクトメールのメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
---|---|---|
郵送DM | ・情報量が多い ・視覚に訴えることができる ・送付する相手の地域・業種を細かく設定可能 ・高い開封率 |
・コストが高い ・企画から発送まで時間がかかる ・封書の場合、開封率が低い |
EメールDM | ・コストが圧倒的に安い ・企画から送信まで短期間 ・費用対効果が高い ・Webサイトへのリンクが可能 |
・開封率が低い ・ターゲットに偏りが生じる |
FAXDM | ・スピーディーでタイムリー ・コストが安い ・開封率が高い ・レスポンスが早い ・コストパフォーマンスが高い |
・モノクロのみの原稿 ・情報量が限られる ・クレームが多い |
情報参照元:1st-DM.com、ジャパンメール
FAX、Eメールのダイレクトメールは閲読率が低かったり、クレームに繋がってしまうリスクがある一方、
郵便ダイレクトメールは87.5%の開封率があり、FAX、Eメールに比べ高い開封率を誇ります。(株式会社アイズファクトリーによるダイレクトメール調査)
また、郵便ダイレクトメールは1,000通以上出す場合、様々な割引を受けることが出来ます。
郵便ダイレクトメールを安く出すコツについて、詳しくはこちら >
郵便ダイレクトメール5つの効果
効果1:高い開封率で顧客からの反応が期待できる
画像引用元:【第7回】ネット時代でも効果的な紙ダイレクトメール(DM)。その効果と活用のためのポイントを紹介
郵便ダイレクトメールは開封してもらえる確率が87.5%と高いことが最大のメリットです。
高い開封率=顧客からの反応が期待できますので、Eメール・FAXに比べより効率的です。
効果2:手にとってもらえるので、送った先でさらなる広がりが期待できる
郵便ダイレクトメール(DM)はお客様の手元に直接お届けすることができ、手元に残るので、インパクトのあるダイレクトメール(DM)なら、そこから同じ部署や近所への共有が生まれ認知度がさらにアップします。
お客様の手元から広がるダイレクトメール(DM)はWEBやメールマガジンに無い、インパクトのある広がりがあります。
引用元:DM(ダイレクトメール)とそのメリット
効果3:スマホの普及により次のステップへの導線が簡単
QRコード等を利用し、受け取ったらすぐに次のステップへ進めることが出来ます
「続きはWEBで」等の広告を見るとは思いますが、ダイレクトメール(DM)でも動画やマンガを準備し、QRコードで誘導することで、紙媒体とはいえ今やエンターテイメントに思いや商品を伝えることも可能です。
引用元:DM(ダイレクトメール)とそのメリット
効果4:送付する相手の地域や規模、業種をセグメントできる
WEBでもセグメント広告等はありますが、ユーザーが情報変更していなかったり、結果も見えにくいので、精度に関しては疑問を持ってしまいます。
引用元:DM(ダイレクトメール)とそのメリット
郵便ダイレクトメール(DM)の場合は地域や業種・企業規模等のセグメントは精度が高く、ターゲット層に直接お届けすることが可能です。
効果5:レスポンス(反響)を測定できる
郵便ダイレクトメールは、継続して出し続けることで、送り先の相手により印象付けることが出来ます。
その際、敢えて毎回同じデザインのDMを送る方法もあれば、その都度工夫して形状やデザインを変える方法もあります。
複数のデザインパターンを用意することにより、受け取り手のお客様がどのような反応を示すのか、その反響率を測定できるというメリットもあります。どんなデザインのDMをつくるとさらに反応が上がるのか、またどんなDMだと効果が下がるのか、毎回反響率を測定し、さらなる改善を施す方法を「ダイレクトレスポンスマーケティング」といいます。
引用元:DM(ダイレクトメール)とそのメリット
まとめ
いかがでしたでしょうか?
FAX、Eメールのダイレクトメールに比べ、郵便ダイレクトメールは87.5%の開封率があり、ネット主流の時代においても営業や宣伝を目的としたダイレクトマーケティングツールとして大変効果的です。
FAX、Eメールに比べコストはかかりますが、アナログな紙ダイレクトメールは手元に残る、形状や色で工夫できる特性から顧客とのコミュニケーションを図る上で最適なツールです。
まずは低コストな普通はがきサイズから、ダイレクトメールを始めてみるのも良いかもしれません。