総費用の約9割を占める「送料」をいかに安くするか?がポイントになります。
格安でDM発送する方法1:発送期日に余裕を持って依頼しましょう
ダイレクトメール(DM)の「送料」を安くするためには、期日に余裕を持って発送依頼をすることが重要です。
例えば、郵便局から手紙(25g以内の定型郵便)を「速達」で出す場合、基本料金の4倍以上にもなってしまいます。
基本料金84円+加算料金290円=速達料金374円
また、余裕を持って発送依頼をすることにより「猶予割引」を受けることができます。
「猶予割引」とは、郵便局の割引制度で、「通常2日で配達するところを、
ゆっくり5日で配達してもらって構いません」といった猶予ある配達依頼をした場合に適応されます。
余裕を持った依頼の重要性は「送料」に限ったことではなく、
DM発送代行業者に依頼した場合の印刷や封入等の作業料金にも同じことが言えます。
格安でDM発送する方法2:1,000通以上を目安に出しましょう
一度に大量に発送することで「送料」を安くすることができます。
ダイレクトメール(DM)を、定型サイズのハガキや封書で郵便局から出す場合、
一定の条件を満たすことで様々な割引を受けることが出来ます。
引用元:ダイレクトメール(DM)を安く出すコツ
1,000通以上 | 「バーコード割引」 |
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2,000通以上 | 「広告郵便割引」「利用者区分割引」 |
50,000通以上 | 「特々(3本線)割引」「拠点局差出割引」など |
これらの割引を組み合わせることで、最大43%の割引を受けることができます。
一方、郵便局から1,000通未満のダイレクトメール(DM)を出そうとすると、「送料」は定価となってしまいます。
また、DM発送に関する費用は、大きく「印刷代」「発送作業費」「送料」の3つに分かれますが、
どの費用も単価は数量によって大きく変動します。
1,000通を下回る場合は、あえて1,000通以上発送することで「送料」を安くするのもオススメです。
格安でDM発送する方法3:重量に注意しましょう
「送料」は「重量」や「形状」によって料金が変動します。
引用元:ダイレクトメール(DM)を安く出すコツ
「送料」を安くする重量の目安(郵便局の基本料金) | |
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定型封書 | 25g以内(84円) |
定型はがき | 6g以内(63円) |
上の表の重量を超えてしまうと、
定型封書の場合は84円→94円(26〜50g)
定型はがきの場合は63円→84円(7g〜25g)
と、たった1gオーバーするだけでも「送料」が高くなってしまいます。
ダイレクトメール(DM)によく使われる形状で、重量オーバーを無くし「送料」を抑えるためには以下を参考にしてください。
・長3紙封筒の場合…内容物はA4のコピー用紙3枚程度に。
・定型はがきの場合…湿気を吸って重くなることがあるため、6gピッタリにしない。
封筒の材質や紙の種類、厚さ、湿気などによって重量は変わってきますので、事前に十分検討し、
重量オーバーによる予想外の「送料」コストが発生しないよう注意しましょう。
格安でDM発送する方法4:紙封筒よりもビニール封筒で出す
封書DMをご検討の場合、封筒の材質をどのように選ぶかでコストが変わります。
封筒の材質は大きく分けて「紙」と「ビニール(透明封筒)」に分かれますが、
価格が安い「ビニール(透明封筒)」にすると良いでしょう。
ビニール(透明封筒)には以下のメリットがあります。
【ビニール(透明封筒)のメリット】
- 紙封筒と比べて価格が安い
- 透明なので中身が見えて開封率も高い
- 張りがあるのでシワになりにくく汚れや衝撃に強い
- 耐水性に優れているので雨天時の配達に強い
- 紙封筒と同じように印刷もできる
- ゴミ焼却時に有毒なダイオキシンが発生しないので環境に優しい
安さ以外にも、開封率の高さや、耐久性に優れているなど様々なメリットがあるため、
封書DMの場合にはビニール(透明封筒)で出すことをオススメします。
格安でDM発送する方法5:最も低コストな普通ハガキで出す
DM発送における「印刷代」「作業代」「送料」が最も安いのは、普通ハガキです。
また、A4サイズDMや封書DMに比べ、ハガキDMは閲読率42.6%と高い確率で読んでもらえるため、
費用対効果が見込める形状と言えます。(日本ダイレクトメール協会「DM形状別の閲読状況」アンケート結果)
一方でハガキDMは掲載可能な情報量が限られるため、DMの効果を発揮させたい場合には、
プロのデザイナーが居るDM発送代行業者にデザインの相談をしてみましょう。
情報量をコンパクトにすることで、低コストなハガキでDM発送することが可能です。
>DMデザインのご相談は、DM発送代行専門会社ジャパンメールへ
格安でDM発送する方法6:DM発送代行業者に依頼する
DM発送の経験が少なかったり、安くする手続き方法が分からない場合には、
発送代行業者に依頼したほうが、「印刷代」「作業代」「送料」の総額が結果的に安く済むことがあります。
さらに、商品管理や発送諸業務、梱包業務などのDM発送作業を全て委託できるため、人件費削減・時間コストの削減が可能です。
発送代行業者は、「配達料金の割引」「低コスト・高品質な印刷」
「最安で配送可能な配送業者(郵便局の他、佐川急便やヤマト運輸など)」を熟知しているため、
低コストなDM発送が実現可能になります。
発送代行業者の料金相場を参考に比較検討しましょう
引用元: DM発送代行の料金と相場観
上の表は、中小規模の発送代行会社18社のホームページから、おおよその料金(印刷から発送まで)を表したものです。
この表を参考に、1枚あたりのコストで業者比較をすると良いでしょう。
一度のDM発送ではなく、継続的にDM発送をお考えの場合には、
業者によっては年間定期割引やポイント制度による割引を受けられることもあります。
枚数や作業内容によって各社料金は大きく変わりますので、事前に見積もりを出してもらうと良いでしょう。
まとめ
今回は格安でDM発送する方法をご紹介しました。
まずは「送料」に着目した上で、発送期日・枚数・形状を検討することにより、DM発送料金を安くすることが可能です。
「ご自身で割引を受ける場合、どうしたらいいのか分からない」「発送諸業務にかける時間が無い」といった方は、
お気軽にご相談ください。