封筒へ記入されることの多い「速達」「書留」「親展」など文字。
これらを記入する際の文字色に規定はあるのでしょうか?
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速達郵便物には表面の右上部に朱色の横線(横に長い郵便物にあっては、右側部に朱色の縦線)を明瞭に施す必要があります。
【内国郵便約款 第98条 速達郵便物の表示】
「速達」の文字を朱記もしくは朱色のハンコを押し、通常料金+速達料金分の切手を貼れば速達の扱いになりますが、厳密に言えば朱色の線を引くのが決まりだそうです。
逆に「速達」の文字を入れなくても既定の場所に線を引いておけば速達扱いで送ることが出来ます。
また、「速達」のほかに「年賀」の文字も明瞭に朱記することが定められていますが、その他の文言について朱記の制約はありません。
なお、「親展」や「請求書」「書留」「履歴書」については、郵便の取り扱い上の文言ではないので、朱記でも黒や青色で記入していただいても問題ないとのことです。
「書留」や「請求書在中」、DM(ダイレクトメール)を発送する際にも使用される「親展」の文字は、一目見ただけで受取人に分かりやすくするために朱記することが多いようです。