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驚くべき効果の完全手書きDM/そのメリットとデメリットを解説します!【第33回】

日頃お世話になっているお客様へ送る書状といえばその昔は手書きが当たり前でした。しかし、現在では、色鮮やかに印刷されたものが主流で手書きはほとんど見られなくなりました。
写真やデザインが鮮やかに印刷されたDMも印象には残りますが、それを手にしたお客様が何か特別感を抱くとかシンパシーを感じるほどではありません。
そこで、DMを送る側は、少しでも良い印象を与えられるようDMに様々な創意工夫を施すのですが、その工夫のひとつに宛名の手書きや、手書きの文章を添えるという方法があり、これが大変高い効果を発揮します。
今回は、手書きの効果やメリット・デメリット、また手書きする際のポイントについて解説します。

手書きDMの効果とその理由

一般的に、手書きの文章は活字よりも読み手の心に訴えかける効果が高いと言われています。そのため、DMを送る際に宛名や同封する書面を手書きすることは、お客様の心に訴えかけ、商品やサービスを効果的に伝えることができ、結果として顧客満足度も高まると考えて良いでしょう。
ただし、書面に記載する情報量が多過ぎると、すべて手書きするのに大変な時間と労力がかかってしまいます。そのような時は、文章の冒頭や文末に数行のコメントを手書きで添えるだけでもお客様にアピールすることが出来ます。

手書きすることの効果

人の温かみや思いが、文面から伝わりやすくなる

印刷活字は、見た目もきれいで読みやすいのが特徴です。ただ、残念ながら活字には味わいが無いと言いますか、送り手からの情報は伝わっても書いた人の気持ちや想いまでは伝わりにくいということがあります。
その点、手書き文字の場合、書き手の気持ちや個性が文字に表現されていることを、皆さんも実感したことがあるのではないでしょうか。
つまり、手書き文字は、人の気持ちや温かさが活字よりストレートに伝わるため、文章の中に手書きの言葉があるだけで、受け手側の印象も違ってくるということです。

他のDMと比較して優位に立てる

ダイレクトメールといえば、ほとんどの企業が印刷したものを大量発送するのが通常です。多くの企業が、そのようなアプローチでDMを発送しているわけですから、全く同じ方法を取っていては他と似たり寄ったりでお客様の目を引くようにはなりません。

多くのDMが、宛名書きも同封の書面も活字印刷であるのなら、敢えて宛名を手書きにするだけでも受け取り手のお客様は特別な気持ちを感じることでしょう。
そうなれば必ず封筒は開封され、さらに手書きの挨拶状などが入っているとなれば、お客様にしっかり読んでいただける可能性は非常に高くなります。
つまり、お客様にDMをちゃんと読んでいただき、何かしらの特別感や満足感を感じて頂く上で、手書き文字の効果は十分にあると言うことです。

DMを手書きするメリット・デメリット

DMを手書きするメリット

開封率がアップする

お客様側からしてみれば、楽しみに待ち望んでいるDMというのはそれほど多くはないでしょう。むしろ、開封されずにそのままゴミ箱行きといったDMも少なからずあるはずです。しかし、受け取った封書の宛名が手書きだったらどうでしょう?手書きというだけでDMの概念から外れ、「あれ、これ誰から来たのかな?」と関心を持ちその結果開封に繋がる確率もグンと高くなります。

お客さまから好印象を得られる

宛名や同封のメッセージが手書きだと、お客様に好印象を感じてもらえることがあります。手書きは大変面倒ではありますが、お客様からすれば、自分のために手間暇かけて思いを伝えてくれたという気持ちになっていただける効果があるのです。
当然、DMの送り手側に対しての印象も良くなりますので、紹介されている商品やサービスへの関心度や信頼性も高まる効果が期待できます。

DMを手書きするデメリット

とにかく手間と時間がかかる

手書きDMは、時間と手間がかかるのが最大のデメリットでしょう。そもそも人の手で1日に作成できる手書きDMの数量には限りがあります。また、長時間の手書き作業は徐々に集中力が途切れ、その結果、誤字・脱字が増えるだけでなく字体までが荒っぽくなったりもします。
そのため、手書きDMを社内で作成するときは、発送までの時間に十二分な余裕を持つことや、徹底的にターゲットを絞り込んで特別なお客さまだけに送るという手段もあります。
しかし、もしDMを発送するまでの時間が限られる場合や、ターゲットを絞り込めない場合には、手書き代行業者に依頼するという方法もあります

手書きDMの書き方と注意したいポイント

文章をすべて手書きするのなら問題はないのですが、必ずしも全文を手書きにしなくても、手書きの一定の効果が期待できるポイントがあります。

冒頭部分のみを手書きする

送付状や挨拶文など、最初にお客様が目にする冒頭部分だけでも丁寧に手書きすることによって、それ以降の内容への関心度を高める効果が期待できます。つまり、必ずしも文章すべてを手書きする必要はないのです。

アピールしたい箇所を手書きする

DMで商品やサービスを紹介するとき、特にアピールしたい箇所を手書きにするとお客様の目に止まる可能性が高くなり印象にも残りやすくなります。
たとえば、提供できる期間や数量が限定であるという情報を手書きで書くと、その希少性をアピールをすることにつながるでしょう。

DM発送の目的部分を手書きにする

DMを手書きするときに忘れてはいけないのが、そのDMを発送する目的です。
たとえば、誕生日にあわせた商品やサービスのお知らせならば、冒頭で誕生日を迎えるお客様へのお祝いのメッセージを手書きすると効果的です。

また、お買い求めいただいた商品についてのお礼や店舗への再訪をお伝えしたいなら、お買い上げに関するサポートや次回の販促イベントなどの情報を手書きにすると、その後の相互コミュニケーションに役立つ効果も生まれるでしょう。
このように、まず送る目的を明確にし、その目的部分を手書きすることで、手書きDMの効果は一層高まります。

ターゲットに合わせた文面にする

手書きの文章の効果は個人に宛てた手紙のようなものですから、手書きのDMには特別感があり、お客様の印象に残りやすくなります。
その受け取り手を想定して、文章の書き方にもターゲットの世代や性別を考慮した上で文面を作成しなければなりません。
たとえば、若い世代のお客様に向けたDMでやたら堅苦しい挨拶や表現を用いてしまうのは逆効果です。むしろ、多少フランクな話し言葉を使うことで親しみを表し、仲間意識を感じてもらえる可能性があります。(もちろん、企業とお客様の関係を逸脱しない程度の文章に注意しましょう。)

まとめ

手書き文字は、印刷の活字では伝わらない感謝や想いを相手に届ける効果があります。
受け取り手のお客さまには、「自分のために、わざわざ手間をかけてくれた」という特別感を感じて頂けますし、そのことが送り手への信頼にも繋がります。事実、これまで手書きDMを試された企業の中には、反響率や成約率が驚くほど上がったという事例も数多く、ぜひお勧めしたいDM発送における工夫のひとつです。

但し、社内の人員を使っての手書き作業は本業に支障を来たす恐れがありますし、膨大な手間と時間がかかるため、効果がわかっていても手書きDMには二の足を踏まれるご担当者様が多いのも当然です。

そこでお勧めしたいのが、弊社の新サービス「完全手書きDM」です。宛名印字機やロボットを使った「手書き風」ではなく、100%人手による完全手書きが最大の特徴です。
もちろん、費用面も大変お安くなっており、封筒の宛名書きのみのご依頼も承っておりますので、ご興味ございましたらぜひ一度お問い合わせ下さい。