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【第22回】透明封筒の豆知識

ダイレクトメールの発送において、今や欠かせないものになってきているのが透明封筒です。
PPフィルムで封筒の形に加工されて作られたもので、OPP封筒、CPP封筒、ビニール封筒とも呼ばれています。
OPP封筒、CPP封筒という呼び方は業界用語みたいなもので透明封筒、ビニール封筒と呼んだ方がピンとくる方も多いかもしれません。
透明封筒は、1枚当たりの単価も5円前後と非常に安価であり、角2封筒などといった紙封筒よりも発送にかかるコストをかなり抑える事が出来ます。
水や汚れにも強く、雨が降っても中身をしっかり守ってくれます。
また、素材自体が透明ですので、中身が見える事によって紙封筒よりも開封率が上がると言われています。
その為、最近ではチラシやカタログをダイレクトメールで出す際も紙封筒ではなく、透明封筒に封入されて送られる事が多くなってきているのです。

透明封筒の素材は2種類ある

ダイレクトメール発送に使う透明封筒はOPP封筒とCPP封筒の2種類あり、それぞれ資材に特徴があります。

OPP封筒

Oriented Polypropylene(延伸ポリプロピレン)の略
OPPは非常にクリアで透明度が高い為、封筒の中のものをそのままの色で伝える事が出来ます。
ポロプロピレン材を伸ばして加工したフィルムで張りがあり、しわになりにくく、水を通さず防水性にも優れている為、中身を最後まで美しく保護する事が出来ます。
但し、両サイド(表と裏の境目)は非常に破けやすくなっておりますので、重量があるものの封入には向きません。

CPP封筒

Cast Polypropylene(無軸延伸ポリプロピレン)の略
OPPとは逆にポリプロピレン材を伸ばさずに成型したフィルムで引っ張ると伸びます。
伸びがある為、引っ張っても避けにくいです。
OPP封筒より透明度は低く、素材はポリ袋に近いようなイメージですが、軟らかく強度があります。

厚みや重さのあるものを封入する場合は、CPP封筒の方が破れにくく便利です。
チラシや送付状、二つ折りのパンフレットなど軽くて厚みのないものを封入する場合は、OPP封筒で強度は十分と言えます。
OPP封筒、CPP封筒は1枚あたりの差額は2円程度とコストは大きく差がありませんので、封入するものによってどちらを使用するか判断されると良いかと思います。

透明封筒の厚さの表記

OPP封筒やCPP封筒には厚さの表記があり、µ(ミクロン)という単位で表されます。
薄めの25µから厚めの50µまであり、ダイレクトメール発送用だと30µのものが最も多く使用されています。
但し、冊子など封入物が重くなる場合は封筒が破けるのを防止する為に40µや50µのものを使用する事もあります。
特徴は下記の通りです。
25µ 手触りは柔らかくふんわりした感じです。
30µ ダイレクトメールで最も使われています。柔らかい感じはないですが、ペラペラさは感じます。
40µ ちょっとコシもあり、しっかりした感じです。
50µ かなりコシがあり、高級感を感じる事が出来る厚みがあります。

透明封筒を生かしたダイレクトメールを出す

透明封筒でダイレクトメールを発送する場合、透明封筒にした理由は必ずあると思います。
紙封筒よりコストが安いから、紙封筒だと大雨が降った時に封筒と中身が濡れてくっついてしまい、せっかく発送したダイレクトメールが台無しになってしまうからなど差出人の考えによって理由は様々だと思います。
透明封筒の最大の特徴は受け取った時に中身が見えるという点です。
実際手に取っても開封してもらえず、そのまま捨てられてしまうケースもあります。
そこで中身が見えるという事を最大限に生かす為に魅力的なキャッチコピーやインパクトのある見出しを手に取った時に目立つ箇所に入れるなど受取人に興味を引いてもらう事がポイントになります。
クーポン券を入れる場合は目につきやすいところに封入するのも効果的です。
お金をかけてお送りするダイレクトメールですので、少しでも開封率を上げる為にも透明封筒の特徴を最大限生かして準備をしていきましょう。

定形サイズの透明封筒で郵送する際の注意点

透明封筒でダイレクトメールを郵送する場合は封筒の大きさと一致するものを封入して封筒全体が透明にならないようにする必要があります。
隙間が出来て透明部分が出てしまうと定形サイズなのに定形外郵便の扱いとなってしまいます。
定形内の透明封筒を定形郵便として出す方法は下記になります。

全透明封筒の場合

封入物に局印と宛名が印刷、もしくは印字されたラベルが貼り付けられている事です。
封筒の外側に印刷やラベル貼りつけはNGとなっています。
封筒と封入物の隙間を無くします(封筒と封入物の隙間が1~2mm以下になるように)
A4サイズを三つ折りした封入物では、この条件を満たせない為、封筒と同サイズの紙を1枚入れる必要があります。
封入物が3点ある場合、うち1点が隙間を無くす役割を果たしていれば問題ないです。

表ベタ(2/3) 裏全透明封筒

全透明封筒と同じく封筒と封入物の隙間を無くします(封筒と封入物の隙間が1~2mm以下になるように)
こちらも封入物が3点ある場合、うち1点が隙間を無くす役割を果たしていれば問題ないです。

OPP袋の形状

OPP袋の形状は様々なものがあります。
A4、A5、A6、B4、B5サイズや角1、角2、長3、長4封筒サイズのもの、ポストカードや写真がピッタリ入る専用サイズのものからCDやDVDケース、折りたたんだタオルを封入する事が出来るサイズのものもあります。
ダイレクトメールの発送以外にも身近なところでOPP袋は使用されているのです。

ダイレクトメール発送以外でのOPP袋の活躍

先にも述べました通り、OPP袋は透明封筒としてダイレクトメールの発送目的以外にも様々なシーンで使われています。
CD、DVD、ゲームソフトのパッケージの包装から、ネットカフェにある漫画に汚れ防止で付けられている透明のブックカバー、アパレルや雑貨用品の包装、花束を包む三角袋など様々シーンで使われています。

OPP袋が出来るまで

原反を用意します。
原反とは長いフィルムをサランラップみたいに紙の筒にロール状で巻き付けてあるものです。
フィルムの長さは2,000~4,000メール程あります。
工場では数千本が原反の状態で常時保管しており、発注が大量にあった際にも対応出来る体制になっているようです。
OPP封筒にするには製袋機に原反をセッティングする事から始まります。
製袋機とはセッティングされた原反を加工したり、カットしたりして一つの袋にしてくれる機会です。
具体的には原反を引き出した後、折ったり、サイズに合わせて切り分けたり、袋の両端となる部分を熱圧着して封筒の形にします。
また、テープ付き透明封筒に必要な開口部側のテープ付け加工も製袋機で行います。

OPP封筒への印刷

OPP封筒への印刷も可能です。
方法としてはグラビア印刷、オフセット印刷の2種類の方法があり、それぞれ特徴があります。

グラビア印刷

全透明のフィルムに直接印刷を行います。
1色からフルカラーまで対応可能です。
封筒の形状になる前のフィルムの段階で印刷をする事から幅広いデザインを表現する事が出来ます。
印刷コストは高額の為、10,000枚以上といった大量印刷にオススメです。
印刷枚数が多い程、印刷単価は下がります。

オフセット印刷

規格品となっている片面白ベタ封筒の白ベタ部分の面に印刷を行います。
こちらも1色からフルカラーまで対応可能です。
白ベースの上に印刷を行いますので、発色も鮮やかです。
グラビア印刷よりコストが安く1,000部規模の印刷も可能です。

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